心理

お酒が無いと眠れない!という心理

こんにちは。
心理セラピストのヤコーヒロコです。

リトリーブサイコセラピー®︎という心理セラピーで、心のお悩み解決・自分の人生を生きるお手伝いをしています。

いよいよ春の訪れか、と思ったら東京にはまた寒さが戻ってきました。本格的に暖かくなるまであと少し、体調には気を付けたいものですね。

 

さて、本日は、泥酔するまでお酒を飲まないと眠れない女性のお話です。


Jさん(30代女性)はこんな悩みを持っていました。

「お酒を飲まないと眠れない」

それも、以前は缶ビール1本で済んでいたのが、だんだんと酒量が増え、今では泥酔するほど飲まないと眠れない、という酒量に変わってきたというのです。

酒量が増えてからは二日酔いになる日も増え、体調にも影響が出るようになってきました。

また、お酒を美味しいと思って飲んだことは一度も無く

「とにかく早く酔いたい」

と強いお酒を飲むようになったというのです。

しかも、夜になると自宅でお酒を飲み始めるか、外で飲んでべろべろに酔っ払って帰宅するため、部屋を片付けたり、食後に食器を片付けるといった日々のこともおざなりになり、生活が荒れていきました。

自分の飲酒状況が普通ではないことはわかる。
そして、体も辛い。

でも、寝る前の飲酒が止められないのです。

一体、Jさんに何が起こっているのでしょうか?

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お酒に強く、飲んでも酔っ払うという体感が無い方は別として、お酒を飲むと、血液に入ったアルコールは循環されて脳に到達します。すると、アルコールが脳の神経細胞に作用し、麻痺させます。
そして、その結果として酔った状態になります。(公益法人アルコール健康医学協会ホームページより)

つまり、飲酒すれば、脳の神経細胞が麻痺するわけですから、大量に飲酒すれば、判断力が鈍ったり、理性を失ったり、意識がはっきりしなくなったりするようになるんですね。

そして、深酒が止められない人の傾向として

・酩酊状態になると、何も考えなくて済む。
・酩酊状態になれば、自分が抱えている感情を感じなくて済む。

といったことが理由となっていることが挙げられます。

そして、飲酒を楽しんでいないのに、飲む人はこのお酒の作用があるからこそ飲むことが止められないのです。

つまり、それだけ「考えたくない、感じたくないこと」が本人の中で強い、ということです。

このように、苦しい飲酒が止められない人の中には、お酒を「修行のように飲む」「苦行のように飲む」と言った表現を使う人もいるくらいなのです。

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先程のJさんは、実は幼少期から両親の仲が悪く、夜になると夫婦喧嘩が絶えない家庭に育ちました。

そして、母親から

「本当はお父さんから逃げ出したいけど、あなた達(子供たち)がいるから、ここにいるのよ」

とことあるごとに聞かされていました。

自分たちがいるから、お母さんは出ていかないんだ・・・という母親の言葉に藁をもすがる気持ちを持ちつつ、夜な夜な耳をふさいでも聞こえてくる

・父親の怒鳴り声
・母親の泣き声
・食器の割れる音
・苛立ったような足音

などを聞くと、

「今日こそお母さんが出て行ってしまうのではないか」

「もし、お母さんが出て行ってしまったら、私は生きていけない!!」

という、強い恐怖に襲われていたのです。

そして、Jさんは子供ながらにいつも眠りは浅く、熟睡したためしがありませんでした。

Jさんが高校生くらいになる頃には、両親の激しい夫婦喧嘩もだいぶ落ち着いたのですが、夜になると感じる不安や怖い感覚は消えなかったのです。

そんなJさんが大人になってお酒の味を覚えました。

強いお酒を飲んで、酩酊状態になって寝床に入ると、それまで寝る前に感じていた不安な気持ちや恐怖が襲って来ることが無く、気を失うように眠ることができることに気付いたのです。

幼いころから「安心して眠る」ということが無かったJさんにとって、酩酊状態で眠ることが「かりそめの安心」となったのです。

そんなJさんは心理セッションで、幼少期に感じていた

お父さんとお母さんが喧嘩して、家族がバラバラになってしまったら、どうしよう・・・

お母さんがどうにかなってしまったら、どうしよう・・・

お母さんを怒鳴るお父さんの大きな声が怖い!

お母さんがこの家から出て行ってしまったら、生きていけない!!

という、それまでお酒で紛らわしてきた強い不安と恐怖をしっかりと直視し、感じて開放していきました。

そして、心理セッションを数回受けていくうちに、いつの間にかお酒の力を借りずに眠ることができるようになったのです。

これはお酒の力を借りないと眠ることができなくなっていたJさんにとって非常に大きなことでした。

幼い頃に感じ続けていた不安や恐怖をしっかり感じ切ることで、本来その頃に与えてもらう筈だった安心感を取り戻すことができます。

Jさんは、今ではお酒を飲んでも酩酊するまで飲む必要がなくなり、適量を楽しめるようになりました。

もしあなたが何かを食べることや飲むことがやめられなかったり、依存的な行動することで、自分の中の気持ちや感情に触れないようにしているとしたら、心理セラピーがお役に立てるかもしれません。

苦しさをごまかしながら生きる生き方から、安心感を自分の中に持って生きる生き方に、あなたが決意することでいつからでも変えることができますよ!

 
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