こんにちは
心理セラピストのヤコーヒロコです。
東京・神奈川でリトリーブサイコセラピー®で心のお悩み解決・自分の人生を生きるお手伝いをしています。
今週末からゴールデンウィークが始まりますね!
長い方は8連休になるようですね。
そんな連休の後半に、お話し会を行いますので、お時間がある方はぜ会いに来てくださいね!
5/5(土) 毒親相談会@横浜
さて、本日は前回の記事の続きです。
派遣社員のSさんは、業務量が増えたことに対する不満を誰にもわかってもらえず、「もう辞めちゃおうかな」と思うようになったところまでお話ししました。
前回の記事はこちら
実はSさんは、この職場だけでなく、過去の職場でも嫌なことがあると「体調不良」という名目で早退したり、仕事の締切日に休んだり、他の人が作った資料のミスに気付いても指摘しないまま会議の出席者に配布したり、ということをしていました。
そうした後は、
「みんな困ればいい」
と内心でニヤリとしていたのです。
でもですね、よく考えてみてください。
Sさんは、新しく異動してきた女性マネージャーのサポートをすることや、業務量が増え、定時で帰れなくなったことに対する不満を直接誰にも伝えてないんです。
Sさんがしたのは、
・女性マネージャーからの依頼を、不機嫌な顔をしながらわざとゆっくり取り組み、仕事を仕上げるのを遅らせた。
・女性マネージャーの上司である部長に「私の業務は、女性マネージャーの業務のサポートも含まれますか?」と聞いた
Sさんが期待していた相手の反応はこうです
女性マネージャー「あっ!Sさんが不機嫌な顔をしてる!私はSさんに仕事を依頼しない方がいいんだわ」
部長「Sさんがわざわさこう聞いてくるってことは、やりたくないんだな。うん、やらなくていいよ」
・・・いや・・・ないない
女性マネージャーも上司も超能力者ではないので、Sさんの言動の裏に
「本当は嫌なんですけどー!」
「やりたくないんですけどー」
「早く家に帰りたいんですけどー!」
という気持ちが隠れていることはわからないのです。
たとえSさんが嫌そうな顔をしていたとしても、「あ、なんか機嫌悪いんだな」とか「そういう顔なんだな」と思うか、気付かないことがほとんどです。
Sさんのように、怒りや不満を感じた場面でそれを相手に直接伝えるのではなく、相手を困らせるような行動をするなどして反抗の態度を示すことを
受動攻撃
といいます。
このコミュニケーション方法を取っていると、人間関係がこじれます。
本人は
「こんなに嫌なのに、なんでわかってくれないの!!」
と思っているのですが、そもそも「嫌だ」という気持ちを明確に相手に伝えていないのです。
でも、本人は態度で示しているつもりなので、誰もわかってくれない状況に
恨みのような感情を抱くようになります。
そして、突然キレたり、周囲を困らせるような行動をしたりするのです。
もしかして、あなたもこんな風に自分の気持ちを言わずに態度で出したりしていませんか?
もしくは、周りにこんな風にはっきり自分の意思を伝えずに、急に会社を休んだり辞めたりした人はいませんか?
思わず長くなりましたので、なぜこういうコミュニケーションを取るのか?というお話は次回お話ししますね。
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<現在募集中!>
5月5日 毒親相談会@横浜
タイトルは毒々しいですが、気軽なお話し会です。
お気軽に会いに来てくださいね!
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対面カウンセリング(5,000円→毎月先着2名様 3,000円)
スカイプカウンセリング(5,000円→毎月先着2名様 3,000円)