心理職場の心理

帰ってこないお父さんー長時間残業の心理②

こんにちは。
神奈川の心理セラピストのヤコーヒロコです。
リトリーブサイコセラピー®︎という心理セラピーで心のお悩み解決・自分の人生を生きるお手伝いをしています。

前回、パーソル研究所による「残業における意識調査」のレポートを元に、長時間残業そする人の心理について

「職場が家族と向き合うことから回避するための、格好の逃げ場になっている」

という視点でお話ししました。

みなさんは「長時間残業をするメリット」ってなんだと思いますか?

前回お話ししたように、嫌なことを避けられる、というのも大きなメリットです。

今回は、もう一つの視点でお話ししようと思います。

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日本の会社でも近年、業務効率化などが声高に叫ばれているとはいえ、まだまだ残業時間を劇的に減らそう、という取り組みをするのは現実的ではない、難しい、というのが現状ですね。

現場レベルでは、
「そうは言っても手が足りない」
「残業代がゼロになってしまったら、生活が苦しい」
「人に教えている時間があったら、自分でこなした方が早く確実に終わる」
といったような意見がリアルな声ではないでしょうか。

そんな現状では、長時間残業をする人は会社にとっても都合が良かったりします。
そして、業務に携わっている時間が長いので、実績を上げやすいのも事実です。

すると、どうでしょう。
長時間残業する人は、残業時間を削減したい、という会社の建前に反して、実は役に立っていたりするんですね。

この「会社の役に立っている」感が原動力になって、ギリギリまで頑張ってしまう人も実は結構いるのです。

会社の役に立つ、会社のためには

「自分を犠牲にしても構わない」

というくらい強い使命感を何よりも先に優先する人には、実はこういった傾向があったりします。

・親が他の兄弟ばかり見ていて、自分を見ていなかった
・親から、できる子、役に立つ子ならいい、といった条件付きの愛情をもらっていた
・親が悲しそうな顔を見せていた
・親が「助けて」と子供の自分を頼ってきていた

幼少期にこういった環境に身を置くと、人は

「役に立つから、僕を見て!」
「お父さんとお母さんを喜ばせるから、僕を認めて!」

と、心の奥底に強い渇望感を抱えながら生きることになります。


この渇望感を満たすために死ぬほど頑張らなければいけなくなるので、「辛さ」「苦しさ」「悲しさ」といった感情は邪魔になります。

そうすると、人はそういった「弱い」感情を切って感じないようにして頑張り続けるんですね。

このような「役に立つから、見てほしい」という感覚が強い人は、実は

「人の役に立つ」=「生きていていい」

という強い思い込みを持っています。 そして、これを裏返してみると、

「人の役に立たない」=「生きる価値がない」=「死」

という恐怖を持っている、ということなんですね。


つまり、こういった恐怖を抱えている人は 役に立たない自分=ありのままの自分 には価値がない、と思っているのです。

今、退職後の60代の方の自殺が増えているという悲しい現象の一因には、役に立つ場所を失った人が、自分の無価値感に耐えられなくなる、という心理的背景があることが考えられるのです。

長時間残業のハードワーカーの方が抱えている可能性がある心の問題は、前回のブログでお話しした

①「家族と向き合いたくない」という避けたいことからの逃げ場を職場に求めている

というものと、

②「人の役に立たなければ、生きている価値がない」

という強烈な思い込みが心の奥底にある ということが考えられます。

この自分を損なうほどのハードワークから抜け出すには、

「人の役に立たないと生きる価値がない」

という、強烈な恐怖を感じて解放していくことが必要になります。

そうすることで、幼少期から抱えていた恐怖が薄らぎ、ありのままの自分で生きてもいい、という許可が自分に下りるのです。

また、こういった傾向の方は「人(親)のための人生」を生きているため、

「自分が本当は何が好きなのか」
「自分はどんなことをすると喜びを感じるのか」
「自分がどんな人生を生きたいのか」

ということがわからない、ピンとこないんですね。
人によっては、こういったことを考えると強烈に「申し訳ない」という気持ちがこみ上げてきたりします。

ここから抜け出すためには、

・もう、親のための人生を生きることをやめる、と決意すること
・親の人生と自分の人生は違う、と腑に落とすこと
・親のための人生を生きても、親は幸せにならない、と認識すること

が必要になるんですね。

心理セラピーでは、こういった部分に感情を伴ってアプローチしていくことで、体と心に宿った根源的な恐怖を軽くしていき、

「ありのままの自分で生きる喜び」

を感じられる人生を送るお手伝いをしています。


あなたも、人のための人生ではなく、自分のための人生を

「自分は自分のままでいい」

という安心感を持ちながら生きることができますよ!

 
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