心理映画の心理

グレイテスト・ショーマンに見る心理 ー失敗を繰り返す「元の木阿弥」の人生

こんにちは。
神奈川の心理セラピストのヤコーヒロコです。

リトリーブサイコセラピー®︎という心理セラピーで心のお悩み解決・自分の人生を生きるお手伝いをしています。

皆さんは、現在公開中の映画「グレイテスト・ショーマン」はご存知ですか?
公開から1ヶ月以上経った3月26日付のランキングでも5位に入るほどの人気の映画なので、ご覧になった方も多いのではないでしょうか。

この映画、わたしも観ました!

楽曲も良くて夢中になるくらい面白かったです!

この映画はミュージカル好きの方はもちろん、

・夢を追って頑張っている人
・何かにチャレンジしたい人
・やりたいことがあるけど、なかなか踏み切れない人
・現状に閉塞感を覚えている人
・自分が異端だと感じている人
・苦しい恋愛をしている人
 
などなど、様々な人にアピールする内容となっているな、と感じました。

今日は、そんな「グレイテスト・ショーマン」の主人公の心理についてお話ししようと思います。

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さて、この「グレイテスト・ショーマン」の主人公、P.T. バーナムは、実は実在の人物です。

映画のヒュー・ジャックマンが演じる主人公とはイメージが違いますね(笑)

映画版の主人公は多少デフォルメされたり、映画向きのエピソードが創作されているようで、実在のP.T.バーナムは全て同じ、というわけではいのですが、映画版のバーナムの人生を追ってみましょう。

・貧しい仕立て屋の息子として幼少期を過ごす
・少年時代に父が他界、天涯孤独となり、貧困に苦しむ
・父親に同行して出入りしていた上流家庭の娘と結婚する
・勤めていた海運会社が倒産し、解雇される
・蝋人形館を建てるが、うまくいかず、貧困の危機にさらされる
・珍しい人材をスカウトし、「見世物小屋」を兼ねたショーを興行。大成功を収める。
・ヨーロッパのオペラ歌手の全米ツアーを企画し、大評判を呼ぶ。
・オペラ歌手と関係が悪化し、興行中止。莫大な経費を掛けたが、利益が出ない状況に陥る。
・ショーを行なっていた建物が全焼。ショーもできなくなる。
・テントでサーカス小屋を建て、再びショーを興行

という感じです。

映画向けのエピソードということもあって、かなりドラマチックですね。
(実物の方も商店主として事業を始めて失敗、雑誌を創刊して数件の名誉棄損で訴えられるなど、映画に劣らず波乱万丈のようです)

注目すべきなのは、この主人公の人生が

大きな挫折を繰り返している

という点です。

青字の部分が挫折ポイントになるのですが、この主人公の場合は、毎回、明日、食べていけるのか?というくらいのどん底に落とされるような挫折を繰り返しています。

ここまでダイナミックな挫折でなくても、人生の節々で挫折や失敗を繰り返す人は、幼少期にこういった経験をしている場合が多く見られます。

・子供が何かをできた時に、親が喜ばなかった
・子供がいい成績を取った時に「調子に乗るな!」「自慢してるのか!」と怒った
・「どうせお前はできない」と言われて育った
・親が経済的に苦しんでいた
・親が幸せそうでなかった

こういった態度を見せる親は、実は

親自身の自己重要感がとても低い

という問題を抱えています。

親自身が意識しているにせよ、していないにせよ、

「自分はダメな人間だ」

という強い自己否定感を持っているため、自分の子供が何かができた姿を見ると、自分の「できない=ダメ」感を煽られて、猛烈に腹が立ったりするんですね。

また、親が経済的な状況や、不仲などで悩んだり苦しんだりしている姿を日常的に子供が目にしていると、

「自分が幸せになってしまったら、親に申し訳ない」

と強烈に思い込むのです。

自分ではハッキリと「親に申し訳ない」と思っていなくても、何か嬉しいことがあったり、幸運に恵まれたりすると

こんな自分が申し訳ない

と強烈な申し訳なさを感じる人って結構いるんですね。

グレイテスト・ショーマンの主人公のバーナムは、父親と相当な貧困生活を送っていましたので、経済的に「成功者」という地位に行くと、3日天下の勢いで失敗を繰り返すのですが、なぜそうなってしまうのか、理由が見えてきませんか?

映画はサーカス小屋のテントで再起を図り、成功を収めるところで終わっていましたが、その後失敗する可能性も大いにある展開でした。

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ここまで極端ではなくても、

「なにかをやり遂げる寸前に失敗してしまう」

「成功したと思ったら次の瞬間、失敗してしまう」

という傾向がある方は、このバーナムのような傾向があると言えるんですね。

例えば、

・業績がうなぎのぼりに上がってきた、と思ったら怪しい投資話に乗って大損する
・仕事が軌道に乗ってきた、と思った矢先に退職してしまう
・昇進できそうなタイミングで上司と揉めてしまう
・第一希望の企業の最終面接に遅刻してしまう
・大事なプレゼンの日に寝坊してしまう

などなど。

なぜこうなってしまうんだろう・・・

自分は失敗して惨めな思いをするために生まれてきたのではないか・・・?

と思う方もいるかもしれませんが・・・

いいえ、そうではありません!

なぜか失敗してしまう、というパターンには理由があるんです!

親の人生は親の人生。
あなたの人生はあなたの人生です。

あなたの人生を得体の知れない申し訳なさのせいで、台無しにする必要はありません。

もし、なぜか失敗してしまう、嬉しいことがあると申し訳なさがこみ上げてくる、といった感覚がある方は、自分の心の中で何が起こっているのかをじっくり見ていくと、自分を苛んでいた申し訳なさがいつの間にか薄くなっていた!という日が訪れますよ。

 
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