こんにちは。
心理セラピストのヤコーヒロコです。
リトリーブサイコセラピー®であなたの心のお悩み解決、自分の人生を歩くお手伝いをしています。
最近、ますます寒くなってきましたね。
頬にあたる冷たい空気を感じ、澄み切った空を見ると、本格的な冬の訪れを実感する方も多いのではないでしょうか。
さて、先日、来年公開の映画の記者発表のニュースをテレビで見ました。
その名も「空海-KU-KAI-」
空海と言えば、平安時代に唐に渡って密教を持ち帰って真言宗を開いた僧侶ですね。
弘法大師としてなじみのある方も多いのではないかと思います。
そんな空海が主人公の映画!
てっきり、伝記的な映画なのかなーと思ったら、小説原作のものだそうで、ファンタジーのような、サスペンスのようなストーリーの様で、驚きました。
しかし、主演の染谷将太さんは輪郭が空海そっくりで、なかなかの再現度だな、と思いましたよ。
そんな空海の名言を本日は一つご紹介しますね。
仏が悟った安らかな心を求めるのも、また同様にそうなると決めることから始まる。」
平たく言うと、
仏様も、悟りを得て、安らかな心を求める時に、まず「そうなろう!」と決めたんですよ。
(だから、誰しもがまず「悟りを得て、安らかな心持ちになろう!」と決めることが大切で、最初から「無理」「なれない」と思ったら、そこには到達できないのですよ)
ということですね。
悟りとか言っちゃうと、かなりスケールが壮大な話になってきてしまうので、ひとまず置いておいて、この名言の前半部分
「善行をなそうとする人も、悪行をなそうとする人も、まず心の中でそれをなそうと決めてから、その行動をするものである。」
についてはどうでしょう?
空海は、人は行動する前に、まず、心の中で決めてから行動する、と言っています。
あなたの行動は、あなたが全て決めているのです。
こう言われて
「そうしたくないけど、しなきゃならなかったことだってある!」
と思う方もいるのではないでしょうか。
でもね、よーく考えてみると、その「やむを得なかった行動」、やらない、と自分で決めたらやらなかったわけです。
どんなにきっかけが自分以外にあっても、行動「する」「しない」と決めるのは自分なんですね。
でも、そこに抵抗を覚える方っているんですね。
そうです。人はあまりに辛い状況に置かれると、自分が決めて行動した、ということを受け入れたくない気持ちになるものなのです。
なぜなら、
・○○のせいで、こうするしかなかった、と自分以外のせいにしたいから
・自分の取った行動が間違っていた時に、責められたくないから
そう、自分で決めて行動しないことにすれば、自分が被害者でいられるんです。
でも、家庭以外に生きる場所が無い子供ならいざ知らず、大人になってもこのスタンスでいる人って結構多いんですね。
・上司が仕事を押し付けてくるから、夜中まで残業せざるを得なかったと嘆くサラリーマン
・妻子持ちの男性の「熱心に口説かれたから」深い関係になり、待ち続ける女性
みんな「あの人がひどい、でも・・・」と言いながら、とことん懲りるまで、体や心を壊すまで、同じ行動をとり続けるわけです。
でも、大人なら本来、自分の行動を自分で決めて、その結果も受け止めることができますよね。
それをしない、できない、というのは、そこに
自分の意思で行動しないメリット があります。
でも、それを続けていたら、現状は何も変わりません。
変わらないどころか、悪化していくことだってあります。
さて、もしあなたが自分にもこういうメリットがあるな、と気付いたら、どうしたいですか?
自分の意志を持って行動しない心の奥底に何があるのか、という部分に向き合うことで
人から言われていやいややるのではなく、状況のせいで仕方なくでなく、自ら「やろう!」と思って行動することができるようになるのです。
自分の意志で、自分の人生を作っていきませんか?
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