心理

ポジティブという名の重い重〜い心の蓋


こんばんは。
心理セラピストのヤコーヒロコです。

リトリーブサイコセラピー®で心のお悩み解決・自分の人生を歩むお手伝いをしています。

突然ですが、あなたは「ポジティブ」「ポジティブ思考」と聞くと、どんなイメージを思い浮かべますか?

明るくて、うじうじ悩まなくて、前向きで、建設的な感じでしょうか?

ポジティブ

Googleの検索画面に「ポジティブ」と入れるだけで「ポジティブ思考になるには」「ポジティブになれる~な方法」「ポジティブであり続けるためには」と言った言葉が並びます。

それだけ、ポジティブになりたい!と思う方が多いということですね。

その「ポジティブになる方法」によく書かれているのが

「ポジティブな人間関係を作る」
「よく笑う」
「なんとかなる、と考える」
「気持ちはおいておいて、まず行動する」
「問題は成長する機会であると捉える」

などなど。

なんとなく、魅力的に思える方が多いのではないでしょうか。

こんな風に考えれたら、生きられたら、毎日楽しいんじゃないかなー、輝けるんじゃないかなー、なんて。

でもですね、このポジティブ思考にも意外な落とし穴があるんです。

自分に何か嫌なことが起こった時、上記のような考え方で乗り切っていると、問題の本質に気づくことができないんですね。

嫌なことが起きる
   ↓ 
「なんとかなるさ!気持ちを切り替えていこう!」と乗り切る
   ↓
また嫌なことが起きる
   ↓
「なんとかなるさ!切り替えよう!」と乗り切る
   ↓
また嫌なことが(以下略

こんな感じで嫌なことが繰り返し起こる時

特に人間関係で(ここ大事)

気持ちの切り替えだけでは、状況は改善しないんです。

あなたの周りにもこんな人はいませんか?

・ポジティブ思考で基本的に笑顔
・アドバイスしたことを聞いていたはずなのに、実行しない
・間違いを指摘しても、訂正しない
・間違いを指摘するとポジティブな言い回しで言い訳する
・何度注意しても改善されない

ここまで極端ではなくても、こういう傾向の人って結構いますよね。
上記の手法で行動すると、嫌なこと、自分に不利益なことを受け取らないんで済むんですね。

「あー、なんか嫌なことが起こったー、大丈夫!なんとかなる!」

と自分に一生懸命言い聞かせて、耳をふさいでいる状態なんです。
こうやって、何が起こっているかをちゃんと見ようとしない人って、実はけっこういます。

特に、何かアドバイスしても、全然受け取ってもらえない、一向に改善されない、という場合、本人の中で

「自分を正当化している」

のです。

でも、こうやって自分を正当化し続けていると、人生を送る上で、こんな支障が出てくる可能性があるんですね。


・自分を正当化し続けるので、改善点に気づけず、成長の機会を失う
・自分の本心をポジティブというオブラートに包んでいるため、人と本音で付き合えない
・人と本音で付き合えないので、いつも距離を置いた人間関係を作り、孤独を感じる
・自分の意見を受け入れてもらえない、本音が見えない、と思われ、周りから人が離れていく
・孤独になる

こういった、なんでもポジティブに置き換えてしまう人は、自分に対するアドバイスや、自分と異なる意見が、自分に対する批判だと思ってしまったり、自分に対する攻撃だと思ってしまうので、受け入れることができないんですね。

人が自分を正当化するようになる背景には、強烈な

自己否定

が隠れています。

ほんとうは、そのまま、ありのままの自分は全然OKではない、何もできない自分は価値が無い、と思ってるので、正しくあろう、ちゃんとしよう、前向きに生きよう!と肩に力を入れて頑張っているんですね。

なので、自分の正当性が揺らいでしまったり、「自分は本当は、間違っているのではないか」と感じてしまうと、心の奥底に眠っている自己否定に触れてしまうので、怖くて怖くていられないのです。

その「自己否定」を抱くようになる経緯としては、

・小さい頃に親が仕事や、他の兄弟などに気を取られていて、自分を見てくれていなかった
・何かできた時だけ褒められた
・めそめそ泣いたり、弱音を言ったりすると、親が受け入れてくれなかった、嫌そうな顔をした
・親が精神的に不安定で、子供が親を支えていた

といった幼少期を経験していることが挙げられます。

親から見てもらえない、親に共感してもらえない、ということは、幼い子供にとって、とっても怖いことです。
あなたはここにいていいんだよ、どんな自分でもいいんだよ、と思わせてもらえていないからです。

このような辛い幼少期を送ってきた中で芽生えた強い自己否定を、人によっては

「ポジティブ」という頑丈な鉄板のような意識で蓋をしてしまうのです。

蓋

この蓋、わたしも被せてましたー!

「大丈夫大丈夫!」
「なんとかなる!」

と言いながら、自分の心の奥底にある不安や、悲しみ、自分なんて、という思いにガッチリ蓋をしていたのです。

若いうちは勢いもあるので、それで乗り切れるのですが、30代に入ると、人生が行き詰る感じ、なんか孤独な感じ、を感じるようになってきます。

そんな感覚も感じたくないので、「ポジティブの蓋」を、ますます分厚く、強固にしていくんですね。

こういう人は、いつもニコニコ、笑顔で楽しそうに見えるので、一見何の問題もなさそうに見えるのですが、実は

深い深い心の闇

を抱えていたりして、もう自分では怖くて触れられず、どうにもできない状態になっていたりします。

でも、そうやってポジティブに振る舞わないと生きていけないくらい傷ついていたから
でも、そうやって自分を鼓舞して頑張り続けないと、誰も見てくれなかったから

まずは、自分がそうやってポジティブの蓋で必死に自分を守っていたことに気づいてあげてください。

このポジティブの蓋を開けるのは、相当な痛みも伴いますが、蓋を開けた中に渦巻いている自分の本当の気持ちに触れ、向き合うことで根本から癒され

ていくことができるのです。

もう、無理に笑わなくていいんですよ。
自分を駆り立てなくてもいいんですよ。

リトリーブサイコセラピーで、ポジティブの蓋を開け、本当の気持ちに向き合うお手伝いをしています。
 
 
 

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