今こそ唱えたい 腐女子総愛着障害説

こんにちは。心理セラピストのヤコーヒロコです。

リトリーブサイコセラピー®という心理セラピーで、心のお悩み解決・自分の人生を生きるお手伝いをしています。

この春のクールのドラマで話題ナンバーワン(たぶん)のドラマ
「おっさんずラブ」をご存知ですか?

テレビ朝日系列で土曜深夜に放送され、惜しまれつつも先週最終回を迎えたドラマです。

ものすごーく省略すると、おっさん同士が繰り広げる恋物語です。
(わたし的には、吉田鋼太郎と眞島秀和以外はおっさんじゃないんじゃないかな、と思う次第)

これが、最初のうちはものすごいコメディタッチで腹抱えて笑っていたのですが、
そのうち、主人公の田中圭演じる春田と後輩の林遣都演じる牧の恋模様がメインに
なりまして…これが泣ける泣ける。

気が付けば、俳優陣の圧倒的な演技力と素晴らしい脚本&演出が生み出す
とってもピュアで切ない純愛ドラマになっていました。

また、番組公式サイトがTwitterやInstagramを駆使した絶妙にプロモーション
(という商業的な響きが合わない、視聴者のツボを突いてくる内容)を展開し、
最終回の頃にはSNSで話題沸騰。

数々の記録をマークしたんです。

・初回の視聴率を1度も下回ることなく、テレビ朝日のお偉方の
「でも視聴率が悪いから続編や映画化は無い」という発言に視聴者が
 奮起したのか、最終回の視聴率は5.7%を記録。

・最終回放送後から予約受付開始されたDVD/Blu-rayボックスの販売ページに
 アクセスが集中し、テレ朝ショップのサーバーがダウン

・オフィシャルブックがamazonで予約開始から2日で一度売り切れ

・LINEスタンプが発売日に販売実績1位を記録

・番組で使用された衣装や小道具が売り切れる

その他、出演俳優のランキング等も軒並み1位を記録したり、過去に出した写真集が
売り切れるなど、ここまでの熱量をもって支持されるドラマは近年無かったのでは
ないかな、と思います。

かくいうわたしもすっかりどハマリして、辛い時や困難を感じた時も「おっさんずラブ」
のお陰で乗り切ることができました。

(できれば全編見ていただきたいですが、Tverで今なら最終話だけ見られます。)

そして思い出したんです。

あ、わたし腐女子だったわ、と。

がっつり腐女子だったのはかなり昔の話ですけど、そんな私の腐心を思い出させた
「おっさんずラブ」…なんて恐ろしいドラマなんでしょう(震)

そんなわけで、本日は腐女子について考察したいと思う次第です。

ところで、みなさんは「腐女子」という言葉自体はご存知でしょうか?

一般的に、ボーイズラブ(BL)と呼ばれる男性同士の恋愛を扱った小説や漫画などを
好む女性
のことを指すようです。

そんな腐女子について、わたしは「腐女子は愛着障害である」という
説を提唱したいと思います。

愛着障害とはなんぞや?と言いますと・・・

夫婦が協力して支え合い、親が子供を愛し、守る、という家族としての機能が
働いていない家族に生まれた人が、人との繋がりや、愛情を通わせる関係を
築くことや、愛情を求めること、愛情を求めすぎてしまうなど、愛情にまつわる
ことに困難を覚えること

です。

このような家庭に生まれ育つと、「愛情」というものがなんなのか?がわからないまま
成長するんですね。
でも、よくよく考えてみると、このような家庭って現代日本には多くないですか?
むしろ、家族としての機能が健全に働いている家族の方が少ないかもしれませんね。

だからといって、もちろん全員が腐女子に育つわけではないわけで、人によっては幼少期に
得られなかった愛情の代わりに

・恋愛対象から与えられる温もり
・お金やブランド品
・地位や名声

などに走る人もたくさんいます。

そんな中、腐女子に育つ人は、父親との関係がどこかこじれていたり、疎遠だったりする
ような背景を持つケースが考えられるのではないかと思います。

なぜなら、腐女子の視点には少なからず、こういった要素が感じられるからです。

・男性同士の恋愛ならば、自分は当事者になって傷つかずに、安心して見ていられる

・男女の恋愛ものは、愛されているヒロインを見ると「それに引き換え愛されない自分」を感じて楽しめない

・自分が男性ではないので、リアリティを持たずにいくらでも理想化して楽しめる

つまり、リアルな男性との感情のもつれが、苦手だったり、わずらわしかったり、怖いと思う傾向が感じられるんですね。

また、いわゆるBL(ボーイズラブ)ものに付き物の

「男とか女とか関係ない!お前だから好きなんだ!」

的な定番台詞にクゥーーーーー!っとなる、というのも腐女子あるあるなのではないでしょうか。

これって、「自分なんて愛されない」と思っている人が喉から手が出るほど欲しい言葉なんですよね。

たとえ「あなたが好きです」と言われても、愛着障害の人って、「愛情」というものがそもそもわからないし、信じられないので、

え!?からかってる?
体目的?それともお金目当て?

と、疑いがちなので、体とか金じゃなくて、「あなたを愛しています」という言葉、感覚に飢えているんだと思います。

一方、「おっさんずラブ」には、打算、駆け引き、人を出し抜く、相手を軽んじる、といった恋愛絡みのドス黒さがなく、「あなたが好き」という思いを表現する、ピュアさが腐女子ばかりでなく、多くの人を惹きつけたのかもしれません。

じゃあ、愛着の問題を克服すれば、腐女子じゃなくなるの?というと、腐女子の先輩いわく、そうでもないようです(笑)

ボーイズラブを楽しむ気持ちがあるなら、腐女子の沼から足を洗う必要もないわけですからね。
(わたしの場合は、大人になった頃には自然と抜けていたのが今回出戻った感じです)

もし、あなたが腐女子であってもなくても、愛情に飢えている、愛着(人との繋がりや、愛情を通わせる関係を形成したり、愛情を求めること、愛情を求めすぎてしまうこと)に困難を抱えているなら、心理セラピーがお力になれるかもしれません。

おっさんずラブもぜひ見てほしいですが、ご自身の愛着問題には、ぜひ心理セラピーを利用してくださいね!

おっさんずラブ公式ホームページ
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